メガネは顔の近くに温かいものがあると湯気で曇ってしまったり、度数が高いとレンズで矯正された視野とそうではない視野との間に差が出来てしまいますから、手軽さやクリアな視界を求めてコンタクトに流れがちです。とは言っても、メガネには眼鏡の良さがありますし、顔のファッションとして大いに活躍してくれます。おしゃれな眼鏡が増えている中、おしゃれな老眼鏡としてリーディンググラスが登場しました。まだまだ聞き慣れない言葉ですが、読書をする時の鏡といった方が老眼鏡というよりも素敵な響きがあります。
これは従来の老眼鏡のださい、と詩より臭いイメージを払拭してファッション性を高めた全く新しいメガネの形です。老眼鏡をつけることに抵抗感があり、見えにくくても無理をしていた人でもかけやすいようにという配慮もあります。有名なメガネメーカーでも、リーディンググラス用のブランドを立ち上げるところが出始めています。リーディンググラスの老眼鏡との違いは、そのファッション性です。
海外のものなどはカラーもスタイリッシュでフォルムも美しく、通常のおしゃれな眼鏡と変わらないものも多いので、セレブ層からも愛用されています。日本のリーディンググラスもデザインでは負けていません。本体のフォルムだけではなく、チェーン部分もネックレスと考えて工夫しているものも見られますし、ワンポイントにクリスタルをあしらっている上品なものもあります。デザインが注目されがちですが、かけ外しに便利にできているものも多くあります。